LINEスタンプの審査期間について
※本人からの訂正で、申請日が異なっていたため、内容を訂正しました(審査期間が訂正前「3週間」→訂正後「1ヶ月あまり」になった + それに合わせていくつかの表現を調整)。
お寿司の歩みもだんだん緩やかになってきて、落ち着いたようなちょっぴりさみしいようなあわゆきです。
直接自分の話ではありませんが、LINE Creators Market 関連で少し気になる状況が見えたので書き置きです。待ちこがれている方も多いであろう、クリエイターズスタンプの審査について。
5月中旬申請分が今日リリースされている
申請していたツイートなども見ていたので、はたと気づきました。「あれ、これ審査通るのけっこう早くないか…?」と。
ということで、本人にも聞いてみました。申請が5月13日、スタンプID*1は13300番台、承認が6月20日でおそらく2500番目ほど*2…ちょっと驚きました。1ヶ月あまりで審査が通っていることになります。
審査・承認は申請順だと思っていたのだけれど
発売ペースを振り返ってみると、クリエイターズスタンプが解禁された2014年5月で500件弱、明けて6月に入って1日に100件くらいのペースで発売している様子です。
特に5月時点では、スタンプIDが若い人から承認されているように見えていました。ですが、サービスインのタイミングでもあるのでちょっとイレギュラーの可能性もあるのですよね…。審査開始自体は申請順のようですが。
件のかめつるさんはそのようなスピード感だったわけですが、その一方で、スタンプID 3000番台あたりで、今日現在もリジェクトなく審査中のまま音沙汰のないものもいくつもあることは把握しています。
そのあたりを含めての推測です。今回も「※個人の感想です」ので、参考程度でお願いします。
審査の滞りではなく、承認数のコントロール
5月の500弱の発売についても。記憶ですが498程度、発売後BANされた?スタンプも見かけたので、おそらく承認数で500と見てほぼ間違いないかと。
6月の1日約100件についても、審査開始されているペースと比べるとリリースの数が少ないので(リジェクトという要因もあるけど)、審査終わるなり即承認という垂れ流しではなく、流量をコントロールしているような様子が伺えます。
これはもうサービスを持っている側としては当然の戦略であり、権利なので、それについての個人的なエモい意見はまったくないです。
ところでこのあたりを見て考えていて、わたし、今しがた気づきました。
発売ペースについては日本の数字だけを見ての話しかしていなかったことに。
もしかして販売エリアにポイントがあるのでは
リリースをコントロールをするのは至極まっとうな運営として、スタンプIDの若い順に事務的に承認していたとしたら、果たしてタイ、台湾、インドネシアでどれくらいの数がリリースされるのか。
これ、けっこう重要なのでは…?
日本語ラベルのスタンプばかりが発売待ちだとしたら、海外ではちみちみとしかリリースされないことになります。鳴り物入りでサービスインしたとして、それはあかんやろ、と思うわけです。
ここで、かめつるさんのスタンプ『ペコ』を振り返ります。これも彼女からのヒアリングですが、ペコは『販売可能な全てのエリア』を選択して販売してるので、海外でも同時に発売されました。加えて、スタンプの中身も見てみると、
ラベル(テキスト要素)がないんです。日本語も英語もなし、イラストだけで単純明快。これなら表現の正当性を確認するまでもなく、問題なく海外でも販売できるわな、というわけです。
その他、ガイドラインへの適合
言うまでもないほどの大前提ですが、これも引っかかったら問題外なので。誤解されようのない表現とデータなのですよね。公序良俗に反するようなものもない安全さ。
アプリ内からの購入に関連する制約
LINE アプリのスタンプショップからも買えるということは、Apple の審査が必要になるのでは、というお話を以前友人から聞きました。これについては LINE 側でもコントロールできない時間軸が発生しますから、そういった点も承認が前後する一要因の可能性があります。